このようなお悩みはございませんか?
- 歯がガタガタしている
- ガチャ歯
- 八重歯
- 歯がデコボコしている
このような歯並びは、「叢生(そうせい)」あるいは「乱杭歯(らんぐいば)」と呼び、日本人の不正咬合の中でも最も多いと言われています。
歯がガタガタ・八重歯を放置するリスク
虫歯や歯周病になりやすい
歯と歯が正しく隣り合っている歯列と比べると、汚れがたまりやすく、ブラッシングしにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
口内炎ができやすい
本来の歯列からはみ出した歯が粘膜を傷つけることが多く、これが口内炎の原因の1つになります。
インプラントや補綴物の寿命が短くなる
歯並びが乱れていることにより、天然歯だけでなく、インプラント、入れ歯、ブリッジ、被せ物などにも不正な力がかかり、その寿命が短くなってしまいます。
見た目が気になる、コンプレックスになる
ガタガタとした歯列は、コンプレックスの原因になります。また、かわいいイメージのあった八重歯も、近年では歯並びの乱れの1つと広く認識されるようになり、気にされる方が増えています。
歯がギザギザになる
叢生などの歯並びの乱れがあると、正しく噛むことが難しくなります。結果、歯の先端がギザギザになることがあります。
歯(上の歯・下の歯)がガタガタになる原因
先天的な要因=顎と歯の大きさ
歯は生えたときから大きさが変わりません。また顎の大きさも、大部分は遺伝によって決まります(よく噛むこと、矯正治療を受けることで、成長を促すことはできます)。
歯が大きい、あるいは顎が小さいことでスペースが不足し、歯がガタガタになってしまいます。
後天的な要因=生え変わりや悪習癖
乳歯から永久歯への生え変わりがうまくいかなかったり、舌で歯を押す・指しゃぶりなどの癖を続けていると、歯がガタガタになる可能性が高くなります。
なお指しゃぶりは、5歳以降も続けてしまった場合に、歯並びに悪影響を及ぼすと言われています。お子様の不安・ストレスの解消のために行われている側面もあるため、4歳頃までは無理にやめさせる必要はありません。
歯のガタガタ(ガチャ歯)や八重歯を治す方法
マウスピース矯正
透明で目立たないマウスピースを、1~2週間ごとに交換して歯を動かす治療です。食事・歯磨きの際には取り外すことができ、お手入れも簡単です。
1日20時間以上の装着が必須ですが、目立たない快適な装置をご希望されている方にはぜひ一度ご検討いただきたい治療法です。
ワイヤー矯正
ブラケットとワイヤーを使って歯を動かす、古くからある矯正治療です。ほとんどの症例が適応となる万能性が、最大のメリットです。一方で、マウスピース矯正と比べると装置が目立ってしまいます。
部分矯正
1~2本の歯がやや飛び出しているような叢生の場合には、ブラケットとワイヤーを部分的に使用する部分矯正がおすすめです。
奥歯より動きやすい前歯に使用する場合には、すべての歯を動かすワイヤー矯正・マウスピース矯正よりも治療期間が短くなります。また、費用も抑えられます。
セラミック矯正
歯を削り、セラミックの被せ物を取り付ける治療です。歯並びと同時に、歯の色や形、大きさまで調整できるのが大きなメリットです。
ただ、歯を動かす治療ではないため、そもそもの位置が大きくズレているという場合には適応となりません。また、歯を削ることに抵抗がある方にはおすすめできません。
いつから治す?どれくらいで治る?ガタガタな歯を治す最適な時期
顎の成長段階にある5~6歳からⅠ期治療を開始するのが理想的です。まだこれから新しくスペースが生まれる可能性が高いため、抜歯が必要ないケースも多くなります。
ただ、大人になってからでも治療は可能です。当院では、マウスピース矯正、ワイヤー矯正、さらには両者を併用するハイブリッド矯正にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。軽度のガタガタであれば、部分矯正で費用を抑えた、短期間での治療も可能です。
なお治療期間については、症例によって異なります。大人の場合だと2~3年(部分矯正の適応となれば半年~1年)、子どもの場合にはそれより長くなるのが一般的です。
治療開始前におおよその見通しをお伝えいたしますので、まずは一度ご相談ください。